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休診日:日曜・祝日
健康な歯の土台となるのは、歯の根の部分。根の治療には根気と時間が必要です。
「根の治療」はとても大切。しかし残念なことに、患者さんからは「またいつ痛みがでるか心配」「何回も通って面倒」「いつ終わるの?」と敬遠されがち。歯を家に例えてみます、家ががたついたり、家を支える柱の根元が揺れ始めたらどうしますか。家が崩壊しないよう、基礎からしっかりとやり直します。歯も同じです。根の治療は、歯を失わないための大事な基礎工事なのです。
普段の生活では淵号に感じるような大きな差はありませんが、神経を取った歯は組織が硬くなるため、弾力がなく、もろくなります。また歯自体が変色することもあります。
むし歯が深く、神経まで達すると、常に強い痛みを感じるようになります。その場合、神経を抜いて根の治療をする必要があります。一度感染した神経が元に戻るかは感染の度合いと症状によります。痛みを我慢して腐った神経をそのままにしていると、さらに悪化してしまう恐れもあります。
虫歯菌などの菌が入ると、歯を支えている歯根膜などが炎症を起こすため、痛みがでます。体が疲れていたり、体調を崩しているときは炎症を繰り返したり、痛みも出やすいです。強い噛み合わせや、ぶつけたりなどの外傷も歯根膜の炎症の原因となります。
治療の際、周辺組織(歯根膜など)が刺激されるため、治療後2,3んちは痛みが出る事があります。痛みは自然とおさまるでしょう。しかし、歯根膜炎の場合に強い痛みが出るのは、仮の蓋をしたことで膿の逃げ道がなく、密閉された根の中に圧力がかかるためです。その場合は、早めに治療を受けてください。
根の形は複雑で、医師が直接目で見て治療ができないので、確実に炎症を取り除くためには回数がかかります。またいったん起きた炎症はすぐには引かないので、症状に合った薬を何回か交換する必要があります。
根の治療途中は歯に仮の蓋をしていますが、あくまで仮なので、長期間治療を中断してしまうと、蓋が取れたり、すき間から食べ物が入って中が汚れ、痛みや腫れの原因となります。また発熱、頭痛、顎のあたりまで痛む場合もあり、最悪の場合は抜歯しなくてはなりません。根の治療中はできる限り定期的に通院して、完了までしっかり通って下さい。