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意外と奥が深い[アゴ]に関するトラブルも、歯科医院でケアできることが多くあります。
顎(アゴ)を動かすと痛い、カクンと音がする、口が大きく開かない、嚙み合わせがうまくいかない・・・これらは、顎関節症といわれる症状で、悩んでる方も意外に多いのです。顎だから歯科医院では治らないのでは・・・とあきらめず、まずはお気軽にご相談ください。
傷む場所は耳の前の顎関節が多いのですが、初期には顔の側面から頭まで痛むように感じることもあります。頭痛と感じる人もいますし、肩こり、腰痛、手指のしびれを伴う場合もあります。
口を開ける時カクンと音がする人はたくさんいますが、痛みがなく何年たっても変化がない場合は、障害はなさそうですが、注意したいのは変化していく音。だんだん大きく響くようになったり、「ザラザラ」「ギシギシ」という音が出る場合、顎関節症が考えられます。
顎を動かすことで痛みがでるため、無意識のうちに周囲の筋肉も顎を動かさないように抑えてしまい、口があきにくくなります。また、関節内部にうごきを制限するような組織の変化が起きることもあります。
関節や筋肉に問題があると、それらが動かしてる顎の動きを変えるので、噛み合わせた時の接触位置も変わります。また、噛み合わせ自体は変化していなくても、痛みによって脳に伝わる感覚に変化が起こり、噛み合わせが変わったと感じることもあります。
顎にとって良くない姿勢や癖に気づいてもらいます。
ストレス、性格、心理的な要因から症状が出ることもあり、その場合には神経内科など他科を紹介することもあります。
鍼灸、電気刺激などで症状を緩和します。
痛みをなくす目的で消炎鎮痛剤、筋弛緩剤などを用います。
口の中に特製の装置をはめてもらい、ある程度の期間、調整と観察を続けます。
噛み合わせが不安定な場合、正しい位置で噛めるように最小限の歯の削合を行います。それでも症状が改善されない場合、歯を移動される矯正治療、歯を作るほてつ治療、またはその組み合わせによる治療を行います。
顎関節部の手術による治療を行う場合もあります。
基本的検査や治療はすべて健康保険の給付対象です。3割負担の方で数千円くらいです。
ただ、歯列矯正など特殊な治療は保険がきかないものもあります。
精神的に大きな障害を抱えてたり、仕事上での問題をさける事が難しいという人は、その改善が症状改善の条件になる場合があります。それら諸問題を自覚して取り組む積極的姿勢が治療期間の短縮にもつながります。